当院の矯正歯科治療の特徴

矯正治療というと、歯並びを整えるために歯の表面に金属の矯正装置やワイヤーをつける必要があると思っている方は少なくないでしょう。そして、そのイメージから「歯並びは気になるけれど、口元の装置は目立つので抵抗がある」と矯正治療をためらってしまうかもしれません。

当院では、そのような方のお悩み解決のため、「インビザライン」という透明なマウスピースを使用した矯正治療に取り組んでいます。金属の装置を使った従来の矯正方法と比較して装置が目立ちにくいので、見た目を気にすることなく歯並びの改善を目指せます。

金属の装置やワイヤーを使った矯正治療では、矯正装置の取り外しができません。そのため、食事を摂りにくかったり、歯磨きをしづらかったりと、患者さまが不便に感じる場面も多いものです。特に歯磨きは、装置をつけていない時に比べて、磨き残しが増えやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

その点マウスピース矯正なら、患者さまご自身で装置を自由に取り外し可能。これまでと同じようにお食事を楽しめて、食後は隅々までしっかりと歯磨きできます。そのため、虫歯などのリスクを低減できるのです。また、大切なイベントやスポーツなどでも、マウスピースが気になる場合は取り外せるので、ふだん通りに集中できます。

矯正装置が治療のネックとなっていた方も、マウスピース矯正であれば手軽に始められるのではないでしょうか。

当院で採用しているのは、マウスピース矯正のひとつである「インビザライン」です。

インビザラインは、アメリカにあるアライン･テクノロジー社で開発・製造・販売されている矯正治療システム。 1998年、歯科矯正需要が非常に高いアメリカで誕生しました。見た目を気にせず矯正できる画期的な治療方法として広く普及し、現在では全世界で600万人以上（※）が治療する実績のある矯正方法です。

※2020年現在

矯正治療では、2年ほどの時間をかけて少しずつ歯を動かしていきます。そのため、「治療が終わった時に自分の歯並びがどう変化しているのか」をイメージするのは難しいと思います。

• お金をかけて矯正治療をしたのに、満足いく歯並びにならなかったら？
• 矯正治療によって口元へのコンプレックスが解消されるのか？

そのような不安で、治療をためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

当院で導入しているインビザラインには、お口の中をスキャンする機器「iTero」を使ったシミュレーションシステムがあります。どのように歯が動き、矯正終了後に歯並びがどのように変化しているのかを治療開始前に3Dシミュレーションでご確認いただけます。

患者さまからは「わかりやすい」とご好評。シミュレーションによって、治療期間や費用もわかりますので、すべてご理解・ご納得いただいた後に、治療をスタートできます。

矯正治療では、お口の状況によっては歯を抜いて治療することがあります。しかし、いくら「歯並びをキレイにしたい」と思ってはいても、健康な歯を抜くことには抵抗がある方も少なくないことでしょう。

そこで当院では、歯を抜かない「非抜歯矯正（ひばっしきょうせい）」に取り組んでいます。具体的には、「インビザライン」を導入することで、従来は抜歯が必要とされていたケースでも、歯を抜かずに矯正することが可能になりました。

一般的な矯正治療では歯を後ろへ動かすことが難しく、歯をキレイに並べるためには、歯を抜いてスペースを作らなければなりません。しかし、マウスピース矯正は歯を後ろに動かすことを得意としているため、抜かなくても歯をキレイに並べられるのです。

その上で、まだスペースが足りない場合は、歯のエナメル質を問題にならない範囲で削ってスペースを確保することで、「歯を抜かない矯正」をできるだけ可能にします。

「歯を抜かなくて済むのは、歯並びの乱れが軽い人だけだろう」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、当院は患者さまが生まれ持った天然の歯を残すことを重要視しており、歯を抜かずに歯並びを整えられるよう、最大限の努力をいたします。まずはご相談ください。

※歯並びの状態によっては、抜歯をお勧めすることもまれにあります。